自宅の郵便受を開けたら、ハガキに描かれた真っ赤なポストが目に飛び込んできた!それだけで送り主の気持ちが伝わります。今回のモチーフは昔懐かしい郵便ポストです。
ちょっと太っちょでも、歪んでいても、自分が見えたままを描いているので個性的な作品に仕上がります。「もう少し空白を残したら、より絵手紙らしくなりますよ」という先生の優しい駄目だしに納得。そんな自由なスタイルもシニアには喜ばれています。誰かが絵手紙は「心は王様 手は家来」と評しましたが、まさしく絵手紙は技術より気持ちが勝ります。
上手に描くことを教え込まれたシニア世代には、固定観念を打ち破るのは勇気がいりますが、教室にいる時だけでも気持ちを解き放そうとしているので、皆さんの顔が自然に生き生きとしてきます。