かつては電車の発車合図はベルが鳴りましたが、いまはメロディ音楽になっていますよね。普段何気なく聞
いていると思いますが、駅によっては何らかの縁でご当地ソングを使っている駅があることにお気付きと思い
ます。
JR東日本管轄の東海道線、東京駅~小田原駅間の駅で発車メロディにご当地ソングを使っている駅を調べてみました。
品川駅 「鉄道唱歌」
「♪汽笛一斉、新橋を~」で始まる鉄道唱歌。新橋でなく品川で使われているのは不思議。
川崎駅 「上を向いて歩こう」
中村八大・永六輔・坂本九コンビで作られた大ヒット曲。坂本さんの出身小学校は川崎だったことが縁。
横浜駅 なし
歌謡曲には横浜のヒット曲がたくさんあるのに? 一つに絞りきれなかったということでしょうか。
辻堂駅 「浜辺の歌」
有名な童謡。作詩者の林古径が、辻堂海岸を思い浮かべて詩想したとのこと。2016年から。
茅ヶ崎駅「希望の轍」
言わずと知れたサザンの曲。かつては「TSUNAMI」が使われていましたが大震災後に変更されました。
平塚駅 「たなばたさま」
「♪笹の葉さらさら~」で始まる童謡。全国三大七夕で有名な平塚ゆえに選定されました。
二宮駅「朧月夜」
ホーム正面に見える吾妻山公園は菜の花で有名。歌詞の「♪菜の花ばたけに~」とリンク。2016年から。
国府津駅「みかんの花咲く丘」
作詞者の海沼実氏がここの車窓を眺め前奏を書き出したと言われている。イベントを機に2022年から。
小田原駅「おさるのかごや」
歌詞の中に「小田原提灯」が出てくるためです。現に改札の上に巨大な小田原提灯がぶら下げられています。