ものごとには何でも表があれば裏もあります。
「あの人は表裏のない人だ」と言われる人にも実際にはどこかしら人に見せていない部分もあると思います。裏番組という表現もありますし、差別表現的だとして今は使われなくなりましたがかつては日本海側地方を裏日本と称していた時代もありました。
そんな「裏表」についての雑学。
靴下を洗濯する場合の裏表
あなたは靴下を洗濯する場合、表にして洗いますか、裏返して洗いますか?。調査によると表を出して洗う人が8割、裏返して洗う人が2割だそうです。奥さんに洗ってもらっているのでどうやっているか分からないといわれるあなた、是非お宅でどうやっているか聞いてみて下さい。(但し、奥さんに感謝を伝えることは忘れない方が良いかと)
お薦めは「裏返して洗う」です。靴下を買ったとき二つを留めている紙タグ(恐らく気に留めず外して捨てていると思いますが)注意して見てみるとそのように注意書きが書かれていることもあります。理由は考えてみて下さい、お子さんの泥汚れの場合は別ですが、大人の靴下の汚れる部分はどこでしょう。そう、肌に直接触れる内側です。汗や皮脂など肌に触れる方に汚れがあり、あの靴下の嫌な臭いもこれらが原因になります。このため、洗濯する場合は裏返してこの汚れ面を表面に出して洗うことが推奨されています。
さらに、干すときもこのまま裏返した状態で干しましょう。直射日光を避け陰干しするにしても、紫外線による日焼け褪色から表側を守るという二次的な効果もあります。
毛布を掛ける時の表裏
毛布に表裏があるのはご承知と思いますが、すべすべ肌触りがよく模様もきれいな方が表、逆にザラザラして模様もぼけているのが裏、はっきりしていますね。
さて夜寝る時、あなたはどちらを肌側にして寝ていますか。大手寝具メーカーによると、すべすべして肌触りの良い方を肌側に掛けて寝てくださいと言っています。考えれば、せっかくの肌触りの良い面を掛け布団に接しさせておくのは勿体ないですよね。でも何となく布団を重ねず毛布一枚の場合も含め、表面を上にして寝ていることはないでしょうか、実は私も言われるまでそのようにして寝ていました。私と同じように寝ていた人は今夜から反対にしてみて下さい、気持ちよくて今まで勿体ないことをしていたと思われるのでは。
余談ですが、冬は一般的に毛布の上に布団を重ねて寝ていると思いますが、毛布の上に羽毛布団をかける場合と、逆に羽毛布団の上に毛布を掛ける場合のどちらの方が保温効果が高いかを実験で確かめる番組をテレビでやっていました。結果は毛布を上にする方が若干でしたが保温効果は良いという結果でした。有意差のある差なのかいなか判断が付きませんでしたが、やはり布団の下に肌触りの良い面を肌側にして掛けるのがいいかなと、個人的感想です。